中国の検索大手、オリーブオイルの品質を判定する「箸」を発表
百度は、同社の「箸」がオリーブオイルやその他の食品の偽装を検知できるとしている。
中国を代表するインターネット検索エンジンおよびウェブサービス企業である百度(バイドゥ)は、先週水曜日に開催された「Baidu World Technology Conference」で最新のイノベーションを発表し、注目を集めた。百度のCEOである李彦宏(ロビン・リー)氏は、汚染されたオリーブオイルや品質基準を満たさないオイルを検知するように設計された箸を紹介するビデオプレゼンテーションを行った。

この箸をオリーブオイルに浸した後、ユーザーはスマートフォンアプリと接続することで、オイルのpH値、過酸化物価、温度の測定値を確認できる。測定結果に基づき、箸は「優秀」から「不良」までの評価を即座に表示する。
「中国のグーグル」として知られる百度は、今年初めにエイプリルフールのジョークとして類似の製品を宣伝したことを受け、このセンサー付き箸の製造を決定した。この風刺的なCMは、消費者や食品安全の専門家から予想外の関心を集めた。
「百度快手(Baidu Kuaisou)」はまだ量産段階には入っていないものの、近年の中国における食品安全や衛生面での評判が芳しくないことを踏まえると、業界の専門家たちはこの製品の登場が時宜を得たものであると認めている。
ロサンゼルス・タイムズ紙の最近の報道によると、2003年にSARSウイルスを発見した鍾南山氏は、広州の『羊城晩報』に対し、中国では毎年700万~1400万トンの廃食用油が発生しており、そのうち約350万トンが違法なリサイクルを通じて再び食卓に戻っている可能性があると語った。
こうした製品への関心は依然として高いものの、業界の専門家たちは懐疑的であり、多くの非倫理的な企業が、良好な検査結果を得るために化学的処理を操作する方法を学ぶだろうと指摘している。「こうした数値は、廃油の生産者が関連する化学物質を添加することで、偽りの安全基準値を示すように容易に操作できる」と、大連理工大学の食品安全専門家、農紹荘氏は述べた。