チュニジアのオリーブオイル輸出量が過去最高を記録
過去最高の収穫量と、イタリアやスペインからの膨大な需要により、チュニジアの輸出は過去最高水準に達した。
チュニジア農業省が発表した統計によると、2014年11月から2015年6月末までのオリーブオイルの輸出量は、過去最高の24万2000トンに達した。
同省が今週発表したプレスリリースによると、今シーズンの終わりまでに輸出量は26万トンに達する見込みである。これは前シーズンと比較して7倍の増加であり、今年の輸出による収益は15億チュニジア・ディナール(7億6000万ドル)近くに上る。
2014/15年シーズンに多くの欧州のオリーブ生産者が壊滅的な収穫に見舞われた一方で、チュニジアは2013/14年シーズンと比較して300%増という記録的な収穫量を達成した。
チュニジア産オリーブオイルの73%は欧州連合(EU)へ輸出され、そのうち39%がイタリア、28%がスペイン向けであった。一方、17%は米国が輸入した。スペインによるチュニジア産オリーブオイルの輸入量は前年比831%増となり、イタリアでは255%増となった。
国際的な供給量の減少により、チュニジアの生産者はオリーブオイルの高値販売の恩恵を受けることができた。2014年12月末時点では1キログラムあたり2.73ユーロであった価格が、2015年6月末には3.48ユーロまで上昇した。
チュニジアはオリーブの収穫に恵まれ、例年になく好調な農業シーズンを迎えた。これは、それ以外では厳しい状況にあるチュニジア経済にとって朗報である。