クロアチアの欧州議会議員が新たな品質管理策を提案

欧州議会は、消費者と生産者を保護するため、高品質なエキストラバージンオリーブオイルの評価に関する措置を提案した。

欧州議会は、消費者と生産者を保護することを目的として、欧州連合(EU)域内で生産される高品質なエキストラバージンオリーブオイルの評価に関する措置を提案した。

欧州自由民主同盟グループに所属するクロアチア出身の欧州議会議員(MEP)イヴァン・ヤコフチッチ氏によって提案されたこの決議案は、2015年2月18日に欧州議会の本会議で提出された。

この提案文書は、国際オリーブ評議会(IOC)が指摘するように、欧州市民の食品に対する意識の高まりや、高品質なエクストラバージンオリーブオイルへの需要増加を認識している。また、欧州委員会に対し、以下の目的に向けた一連の具体的な措置を採択するよう求めている:

  • エクストラバージンに分類される高品質なオリーブオイルを認定すること;
  • 味、香り、栄養価に関する厳格な基準を満たす新たな「プレミアム」カテゴリーを導入すること;
  • 高品質なエクストラバージンオリーブオイルの生産者を、不公正な市場慣行から保護すること;
  • 欧州連合(EU)のオリーブ産業を強化すること。

この動議は、EUで生産される多種多様なオリーブオイルが、エクストラバージンオリーブオイルのカテゴリーとして販売される条件を満たしている現状を踏まえて起草された。しかし、品質要件をぎりぎり満たしているだけのオリーブオイルもあれば、味、香り、栄養価の点ではるかに優れたものもある。 その結果、高品質なオリーブオイルの生産者は、EVOOとして販売されるための最低条件を満たすだけの低品質なオイルからの不公正な競争に直面している。

同時に、欧州議会議員イヴァン・ヤコフチッチ氏は、欧州のオリーブ産業を支援・促進するための緊急措置に関する決議案も提出した。 2014年の不作により生産量が50%減少し、価格が高騰している事態を受け、この提案では欧州委員会に対し、欧州のオリーブ産業を評価・保護・支援するための措置を講じるよう求めている。