ポルトガルで過去最大級のオリーブ収穫が見込まれる
ポルトガルでは今年、推定76万5000トンのオリーブが収穫される見込みで、これは過去75年間で3番目に多い収穫量となる。
ポルトガルの国立農林水産統計研究所は、今年のオリーブオイル用オリーブの生産量が過去最高に達すると予測している。
2016年2月17日に発表された農業見通しによると、オリーブオイル用オリーブの生産量は最大76万5,000トンに達する可能性があり、これは過去75年間で3番目に多い収穫量となる。また、昨年のオリーブ収穫量よりも75%増加することになる。
ポルトガルでは2014年のオリーブ生産量は43万8,000トンにとどまり、2013年の収穫量63万4,000トンに比べて大幅に減少していた。
ポルトガルではいくつかの地域でオリーブが栽培されているが、今年予想される高収量は主にポルトガル南部のアレンテージョ地方によるものである。アレンテージョはポルトガルにおいて最大かつ最も重要なオリーブ生産地域であり、国内のオリーブオイル生産量の約3分の2を占めている。
同地域では、オリーブの栽培に伝統的な方法から半集約的、集約的な方法まで多岐にわたる手法が用いられている。しかし、アレンテージョ地方におけるオリーブ農園の集約的な再編、高収量品種の植栽、効率的な灌漑システム、適切な施肥、そして剪定の緩和などが、今年予想される豊作の要因となっている可能性がある。
ポルトガルには30種類以上の在来種が存在しますが、オリーブオイルや生食用オリーブとして最も一般的に栽培されている品種は、ガレガ、コブランソサ、コルドヴィル、ヴェルデアル、マドゥラル、カラスケニャです。
オリーブオイル生産において原産地呼称保護(PDO)を取得している6つの地域のうち、3つ(アゼイテ・ド・ノルテ・アレンテジャーノ、アゼイテ・デ・モウラ、アゼイテ・アレンテジョ・インテリア)はアレンテージョ地方に位置している。残りの3つの地域は、アゼイテ・デ・トラス・オス・モンテス、アゼイテ・ド・リバテジョ、アゼイテ・ダ・ベイラ・インテリアである。
スペイン、イタリア、ギリシャ産のオリーブオイルほど知名度は高くないものの、2015年のニューヨーク国際オリーブオイルコンペティションでは、22種類のポルトガル産オリーブオイルが世界最高峰の製品として認められた。