スペインのオリーブオイル価格が回復

スペイン市場では、業界が過去最高の生産量と堅調な輸出を見込んでいることから、主要なオリーブオイルの全カテゴリーにおいて価格が回復している。

オリーブオイル生産者価格情報システム(POOLred)によると、スペイン市場におけるオリーブオイル先物価格は上昇傾向にある。搾油所と商社間で約3,900 MTが取引された1週間の締めくくりとして、主要なオリーブオイルの全カテゴリーで価格が上昇した。

POOLredの報告によると、エクストラバージンオリーブオイルの価格は前週比3.02%上昇し、2.18ユーロ/kgで横ばいとなった。 バージンオイルの価格は4.87%上昇して1kgあたり2ユーロをわずかに上回り、ランパンテは3.48%上昇して1kgあたり1.96ユーロとなった。 一方、低品質のオリーブオイルの価格は1.85%下落し、1.75ユーロ/kg前後で推移した。

他の情報源も同様の数値を報告している。6月26日、Infaolivaはエクストラバージンが2.15ユーロ/kg、バージンが2.06ユーロ/kg、ランパンテが1.97ユーロ/kgと報じた。 ハエン県ではエクストラバージンオリーブオイルの価格が100kgあたり13.10ユーロ上昇したと報告された一方、コルドバ県では精製オリーブオイルの価格が100kgあたり12.18ユーロ急騰した。

輸出に関しては、イタリア市場においてスペイン産エクストラバージンオリーブオイルの価格は1kgあたり3.79ユーロと堅調に推移した。原産地呼称(D.O.)認定オイルの価格は1kgあたり約6.41ユーロであった。 チュニジアでは、カテゴリーによって前週比で3.8%から6.6%の価格回復が見られ、エクストラバージンオリーブオイルの価格は1kgあたり2.43ユーロとなった。

農業・食料・環境省は、特に輸出分野における現在の状況について、「市場ではオリーブオイルの生産量が過去最高水準に達すると予想されている」ことから、「心強い見通し」であると述べた。とはいえ、今後数週間は今年の作柄の成否を左右する重要な時期であるため、農家たちは気象状況を注視している。