価格高騰を受け、スペイン産オリーブオイルの販売が減少

2014-2015年シーズンは、困難の多かった一年であったにもかかわらず、スペイン産オリーブオイルの販売量はわずかな減少にとどまった。

スペインの全国工業用包装・食用油精製業者協会 (ANIERAC)は昨日、2014年10月から2015年9月までの同国のオリーブオイル販売量が3億5,150万リットル(30万2,290トン)に達したと発表した。これは、3億7,220万リットル(32万92トン)が販売された前年同期比で5.55%の減少となる。

スペインのオリーブオイルおよび種子油生産企業の80%を代表するANIERACは、エクストラバージンオリーブオイルの販売量が1億1,100万リットル(9万5,460トン)となり、前年の1億2,000万リットル(10万3,200トン)から7.62%減少したことも明らかにした。

バージンオリーブオイルの販売量は3.26%減の5,040万リットル(43,344トン)となった。

「スアベ・オリーブオイル」は6.39%減の1億3200万リットル、「インテンセ・オリーブオイル」は1.34%減の5800万リットルとなった。

オリーブ搾りかす油の販売量は1,600万リットルに増加し、これは前年比で約200万リットルの増加となる。

アニエラックのプリミティーボ・フェルナンデス理事は『Olive Oil Times』に対し、販売量の全体的な減少は、近年の低収穫によるオリーブオイル価格の高騰と確実に関連していると語った。そのため、消費者はより安価な代替品を選ぶようになった。

フェルナンデス氏は、昨年の収穫期を通じてオリーブオイル価格が大幅に上昇したにもかかわらず(2014年5月から2015年10月にかけて51%の急騰)、販売量の減少はわずか5.55%にとどまったと指摘した。

スペインの2015-2016年収穫期におけるオリーブオイルの生産量が増加するとの昨日の報道を受け、高騰した価格が下落し、売上が再び増加することが期待されている。