テーブルオリーブの生産量は増加傾向にある
国際オリーブ評議会の統計によると、食用オリーブの世界的な生産量と消費量は急増している。
国際オリーブ評議会(IOC)が先月発表した市場統計の中で、最も目を引く数字は、30収穫年間にわたる食用オリーブの世界生産量が211%という驚異的な伸びを示した点である。
この増加率は、1990/91年の95万トンから2017/18年シーズンの推定295万3,500トンへと、生産量が3倍以上に拡大したことを意味する。最も著しい増加が見られたのは、エジプト、トルコ、スペイン、アルジェリア、ギリシャ、アルゼンチン、イラン、モロッコである。
今年の推定収穫量は、前シーズンと比較して世界全体で4%の増加となる。
一方、欧州では、スペインの収穫量が前年比12%減の52万1,500トンにとどまる見込みであるため、食用オリーブの総生産量は11%減少すると予想される。
しかし、その他の欧州産油国では生産量の増加が見込まれており、ギリシャとイタリアではそれぞれ31%、20%の増加が見込まれている。
© Olive Oil Times | データ出典:国際オリーブ評議会
エジプトとトルコは、それぞれ65万トンと45万5,000トンという過去最高の収穫量に向かっており、これは前年比でそれぞれ30%増、14%増に相当する。
米国では生産量が9%増加する見込みであり、メキシコでも同様に11%の増加が予測されている。
アルゼンチン、イスラエル、ヨルダン、モロッコ、チュニジアも前シーズンに比べて食用オリーブの生産量が増加する見込みだが、その他の生産国は横ばいとなるか、シリア(47%減)やペルー(1%減)のように減産が続く見通しだ。
同時に、IOCによると、1990年から2017年にかけての食用オリーブの消費量は186%増加した。
当然のことながら、生産量が増加した国々では消費量も増加している。エジプトは1990/91年度の1万1,000トンに対し、45万トンの消費を目標としており、アルジェリアは1万4,000トンから28万9,000トンへ、トルコは11万トンから35万5,000トンへと増加している。 欧州連合(EU)加盟国でも、消費量は34万6,500トンから58万5,000トンへと増加した。
また、IOCのデータによると、過去5年間の世界の食用オリーブ消費量の57%を、欧州連合、エジプト、トルコ、米国が占めていることが明らかになった。