チュニジア、ロシアの欧州産石油への依存度低減に同意

チュニジアは、ロシアと欧州の関係が悪化している状況を利用し、ロシア人向けにオリーブオイルを供給することに合意した。

チュニジアのモンギ・ハムディ外相
チュニジアのモンギ・ハムディ外相

ウラジーミル・プーチン大統領による欧州産品への報復的禁輸措置に対し、チュニジアはオリーブオイルの代替供給に合意した。オリーブオイル、コーヒー、ワインはロシアの禁輸対象外であるが、ロシアの通信社イタル・タスによると、チュニジアのモンギ・ハムディ外相は、欧州産のオリーブオイルはそもそも品質が劣っていると述べ、そのため「仲介業者を介さずに」チュニジア産のオリーブオイルを供給することに快く同意したという。

ウクライナ紛争に関連する制裁への対抗措置としてウラジーミル・プーチン大統領が発令したこの禁輸措置により、欧州諸国は約90億ドルの収益を失うと見込まれていた。

国際オリーブ評議会(IOC)のためにアルゴン・インターナショナルが作成した調査報告書によると、ロシアにおけるオリーブオイルは、主にエリート層が消費する高級品と見なされている。しかし、市場を拡大させるべく、欧州の生産者、特にスペインは精力的なマーケティングキャンペーンを展開している。

今年春に行われた2回の予備会合に続き、ハムディ氏は火曜日、モスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談し、両国間の関係改善を図るとともに、「アラブの春」革命を経験した国々にとっての「発展の模範」となることを目指した。同氏は、過去において両国間の関係は期待に沿うものではなかったと述べた。

イタリアの通信社ANSAmedによると、貿易協定に加え、チュニジアはロシアから5億ドルの融資を受けた。