欧州の銀行、モロッコでのオリーブオイル生産拡大に資金提供

フェズ・メクネス地域におけるオリーブオイル工場の建設に、550万ドル以上が拠出される。欧州復興開発銀行(EBRD)は、FAOやその他の機関と緊密に連携し、モロッコの農産物の振興に取り組んでいる。

欧州復興開発銀行(EBRD)は、モロッコにおけるオリーブオイル生産の発展を支援するための新たな資金拠出を発表した。

フェズ・メクネス地域におけるオリーブオイル搾油所の建設、および同地域でのオリーブオイル生産に携わる農家の数を増やすことを目的としたその他のプロジェクトに対し、最大5,500万ディルハム(558万ドル)の融資が割り当てられた。

地元のオリーブオイルが国際市場に進出できるよう支援するため、「Oliva」というブランド名が考案された。この融資は、同国におけるアル・ダハラ・ホールディングの子会社であるADFAC(アル・ダハラ・モロッコ・ファクトリーズ)およびADMO(アル・ダハラ・モロッコ)の事業活動を後押しすることを目的としている。

EBRDは過去にもモロッコの農業開発に向けた投資を行ってきたが、オリーブ農家が利用できる生産手段の改善に特に焦点を当てた取り組みを行うのは今回が初めてである。

これは、モロッコの食品サプライチェーン全体に専門的な研修を提供することを目的とした、EBRD、FAO(国連食糧農業機関)およびその他の関係者が後援する5カ年プログラムに追加されるものである。これらのプロジェクトの中核は、効率性と製品品質の向上にある。

EBRDは声明の中で、「アル・ダフラはアグリビジネス分野のリーダーであり、飼料および食品原料の栽培、生産、取引、ならびにサプライチェーン管理を専門としている。同グループは、飼料加工施設や米・製粉工場に加え、世界中で35万エーカーの土地を保有・運営しており、年間総生産量は450万トンを超える」と説明した。

EBRDは、設立メンバーの一つであるモロッコへの投資を2012年に開始した。それ以来、EBRDは国内の60の異なるプロジェクトに22億3,000万ドル以上を投資している。