世界のオリーブオイル消費量が7%減少

2014/15年度の世界の消費量は285万トンと推計されたが、欧州の消費量は11%減の150万トンとなり、この減少分の大部分を占めた。

国際オリーブ評議会(IOC)が発表した最新の統計によると、価格の高騰と激しい競争により、世界のオリーブオイル消費量は7%減少した。

2014/15年産の世界消費量は285万トンと推計されたが、欧州では消費量が11%減の150万トンとなり、減少分の大部分を占めた。

その他のIOC加盟国の大半では消費量は横ばいだったが、トルコでは40%増、アルジェリアでは33%増となった。

日本では、継続的なマーケティングおよびプロモーションキャンペーンが販売を牽引しているとして、IOCは前年比9%の消費増を記録したと述べた。

加盟国評議会は先日マドリードで会合を開き、2014/15年および2015/16年の収穫シーズンにおける世界のオリーブオイル需給バランスを承認した。

生産面では、IOCは世界的な生産量が240万トン(世界の消費量を約45万トン下回る)へと落ち込んだ、過去最悪の不作年であることを確認した。その結果、現在の市場を特徴づける在庫の減少と価格の高騰が生じている。

EUのオリーブオイル生産量は140万トンと推計され、前シーズン比で42%の減少を記録した。

スペインが84万1,200トンで最大の生産国となり、次いでチュニジア(34万トン)、ギリシャ(30万トン)、イタリア(22万トン)、 トルコ(17万トン)、モロッコ(12万トン)、シリア(10万5,000トン)、 アルジェリア(6万9,500トン)、ポルトガル(6万1,000トン)、ヨルダン(2万3,000トン)、エジプトおよびレバノン(各2万1,000トン)、イスラエル(1万7,500トン)、リビア(1万5,500トン)、 アルバニア(11,000トン)、キプロス(6,200トン)、アルゼンチン(6,000トン)、イラン(4,500トン)、フランス(1,900トン)、クロアチア(1,000トン)、スロベニア(200トン)。

今年度(2015/2016年)について、IOCは生産量が2,988,500トンに達し、22%増加すると推定した。 「この予測は、生産量が2014/15年度と2013/14年度の水準の中間に位置することを示している」と同委員会は述べた。

「さらに内訳を見ると、スペインが130万トン、イタリアが35万トン、ギリシャが30万トン、ポルトガルが8万2,000トンの生産が見込まれている。その他のEU生産国については、より少ない生産量が予測されている。」

トルコ、チュニジア、イスラエル、レバノン、アルバニアといったその他のIOC加盟国については、見通しはより厳しく、2014/15年度と比較して生産量が全体で8%減少すると予測されている。

シリアの生産量は21万5,000トン、モロッコは13万トン、アルジェリアは7万3,500トン、ヨルダンは2万9,000トン、アルゼンチンとエジプトはそれぞれ2万5,000トンに増加すると予測されている。




  • IOC 2015年11月ニュースレター (PDF)