イタリア産エキストラバージンオリーブオイルの価格が2009年の水準まで下落
イタリア産オリーブオイルの生産者価格は、2009年の水準に戻った。最新のデータによると、ブラジル、欧州、北米では輸入が増加したが、日本とオーストラリアでは減少した。

国際オリーブ評議会(IOC)の2010/11年産期の統計によると、ブラジルによるオリーブオイルの輸入が20%増、EUが11%増、米国が7%増、カナダが5%増となったことで、日本(12%減)やオーストラリア(10%減)での減少分を相殺した。
月曜日にIOCの12月ニュースレターで発表されたこの統計によると、2010年10月から2011年9月までの1年間は、報告された生産者価格の大幅な下落も顕著であった。
昨年12月時点で、イタリアのエクストラバージンオリーブオイルの生産者価格は1kgあたり2.43ユーロまで下落し、2010年12月比で18%減、昨夏のピーク時からは40%の下落となった。 また、2010年12月時点では、スペインの生産者価格は1kgあたり2.43ユーロ(ギリシャの1.94ユーロに対し)とギリシャを上回っていたが、先月までにスペインでは11%下落して1kgあたり1.79ユーロ、ギリシャでは5%下落して1kgあたり1.84ユーロとなり、状況は逆転した。
一方、精製オリーブオイルの生産者価格は、スペインで10%下落して1.65ユーロ/kg、イタリアで9%下落して1.79ユーロ/kgとなった。
食用オリーブ
食用オリーブの消費量は、2011/12年に8.3%増の238万トンに達すると予測されており、EUが26%のシェアを占め、次いでエジプト(13%)、トルコ(12%)、米国(10%)が続く見込みである。 過去10年間、世界の消費量は各収穫年度ごとに平均4%増加しているが、今収穫年度は前年度比45.4%増という大幅な増加となる70万3,500トンの生食用オリーブ在庫でスタートし、72万9,000トンで終了すると予想されている。
食用オリーブ生産量世界一のエジプトは、2011/12年に50万トンを生産する見込みであり、これは今作期の全世界生産量予測の5.1%増となる256万トンのうち、ほぼ5分の1を占める。次位の生産国であるスペインは、48万2,100トンを占める見通しだ。
IOCの報告によると、2009年以降、イタリア(-25%)、モロッコ(-11%)、ギリシャ(-30%)では生産者平均価格が「著しい下落」を見せている。
世界調査
またIOCは今週、オリーブオイルの販促に関する世界規模の調査契約(契約額9万1,000ユーロ)を、マドリードに拠点を置く市場調査・国際化プロセスコンサルティング会社「Agerón International」に授与する決定を公表した。
3社の候補の中から選ばれた同社の任務は、オリーブオイルの販促に関する世界的な「Who’s Who(著名人名鑑)」に相当する資料を作成することである。
IOCは、収集された知見が、業界関係者全員が機会を特定し、埋めるべきギャップや開拓すべき市場を見極め、重複を避けるのに役立つとしている。
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