インドのオリーブ栽培プロジェクト、軌道に乗らず
インド有数の農業州であるパンジャブ州は、2008年に大々的に開始された野心的なオリーブ栽培プロジェクトを遂行できなかった。
インド有数の農業州であるパンジャブ州は
2008年に大々的に開始された野心的なオリーブ栽培プロジェクトの実施に失敗した。
州政府が管理するパンジャブ農業産業公社(PAIC)は、同州の農業生産の多角化を目的として、オリーブ栽培を導入する計画を発表していた。PAICは、このプロジェクトのパートナーとして、イスラエルのオリーブ栽培企業「Indolive」を選定した。
プロジェクトの初期段階の準備作業は、PAICの子会社であるアグリ・エクスポート・コーポレーション(Pagrexco)によって行われた。同社は、インドの砂漠地帯であるラジャスタン州でIndoliveが成功させたオリーブ植林プロジェクトを調査した。PAICは、ラジャスタン州での成功を再現することを目指し、パンジャブ州ラドワールにプロジェクト用地として400エーカーの土地を確保した。
しかし、最近、インドの主要紙がプロジェクトの進捗状況を調査したところ、大々的に宣伝されたプロジェクトの開始後も、現場では実質的な行動が一切取られていなかったことが明らかになった。
当局は、本プロジェクトのためにオリーブの品種が選定されていなかったことを認めている。計画の不備、調査の欠如、そして州政府によるプロジェクトの適切な監視体制の欠如が相まって、プロジェクトは開始される前から事実上頓挫していたのである。