カナダで販売されているオリーブオイルの3分の1が品質基準を満たしていない
カナダ食品検査庁による化学分析結果を引用した報告書によると、実験室での検査の結果、カナダで販売されているオリーブオイルの3分の1が品質基準を満たしていないことが判明した
カナダのテレビ番組によると、カナダで販売されているオリーブオイルの3分の1が、国際オリーブ評議会(IOC)が定めた品質基準を満たしていないという。
カナダ放送協会(CBC)のフランス語放送局で放送されている番組『L’epicerie』は、3月にオリーブオイルの品質に関する特集を放送した。
番組の調査チームは、情報公開法に基づき、カナダの首都オタワにあるカナダ食品検査庁(CFIA)が実施したオリーブオイルのサンプル化学分析結果に関する情報を、一般市民が入手可能な形で入手した。
1,000ページを超える文書を精査した結果、CFIAが分析したサンプルの33%が、混入や誤表示により品質基準を満たしていないことが判明した。
公式の検査報告書によると、サンプルから多量の他の種類の植物油が検出されたことが明らかになった。番組の中で、同検査機関の科学者は、オリーブオイルのサンプルを分析した結果、微量のひまわり油が含まれていることが確認されたと述べた。
国際基準に適合しなかった他のサンプルには、キャノーラ油などの他の植物油が混入され、「エクストラバージンオリーブオイル」と誤って表示されていたり、酸敗していたり、賞味期限を過ぎていたりすることが判明した。 番組で暴露された混入ブランドには、ItalCan社の「Caruso」やSimon & Nolan社の「Villa Toscanella」などが含まれていた。
過去10年間にわたり、CFIAは140の異なるブランドから550のオリーブオイルサンプルを検査し、そのうち44ブランドが品質基準を満たしていないことが判明した。CFIAの研究所は、IOC(国際オリーブ協会)からオリーブオイルの分析を行う認定を受けたカナダで唯一の機関である。
品質基準を満たしていない食品の名称はカナダ保健省のウェブサイトに掲載されており、問題のある企業には、問題を是正し要件を遵守するための期限が与えられ、これに従わない場合は罰則の対象となる。しかし残念ながら、CFIAには基準未達と判定された製品を再検査するリソースがない。