オリーブオイルを摂取することで、なぜオリーブオイルを摂るべきなのかを思い出せるかもしれません

新たな研究によると、オリーブオイルに含まれる一価不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸と比較して、認知機能や記憶力の向上と関連していることがわかった。

『Annals of Neurology』誌に掲載された新たな研究によると、オリーブオイルに豊富に含まれる「良質な」脂肪である一価不飽和脂肪酸は、認知機能や記憶力の向上と関連していたのに対し、バターなどの動物性脂肪に含まれる有害な脂肪である飽和脂肪酸は、全体的な認知機能や記憶力の低下と関連していた。

ハーバード大学医学部の教育提携病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院(BWH)の研究者らは、「女性健康研究(Women’s Health Study)」のデータを分析した。同研究は当初、45歳以上の女性約4万人を対象としたコホート研究であった。 研究者らは、65歳以上の女性6,000人からなるサブグループのデータを使用した。これらの女性は3回の認知機能検査に参加しており、検査は2年ごとに実施され、平均して4年間にわたって行われた。また、研究開始時に詳細な食事頻度調査票への回答も完了していた。

研究者らは、総脂肪量は認知機能に影響を与えていないようであったものの、脂肪の種類には影響があることを発見した。飽和脂肪酸の摂取量が最も多かった女性は、最も少なかった女性と比較して、全体的な認知機能と記憶力が低下していた。一方、オリーブオイルなどに含まれる一価不飽和脂肪酸を最も多く摂取した女性は、時間の経過とともに認知機能スコアの良好な推移が見られた。

「悪い脂肪を良い脂肪に置き換えることは、記憶力の低下を防ぐのに役立つ、比較的簡単な食事の改善法です」と、ハーバード大学のオリビア・オケレケ氏は指摘した。