オリーブオイルを摂って、長生きしよう

スペインの研究者らによると、オリーブオイルを摂取する人は、慢性疾患のリスクが低くなるだけでなく、全般的な死亡リスクも低下することが分かった。


コルドバのコレーデラ広場に集う年配の女性たち | 写真:マイケル・コーエン

オリーブオイルが様々な慢性疾患の予防に役立つことは知られているが、死亡率との関連性に関する研究は多くない。つまり、オリーブオイルの摂取は死亡リスクを低減できるのだろうか?スペインの研究者たちは、4万人以上の参加者を対象としたスペイン人集団におけるオリーブオイルと死亡率の関連性を調査することで、この疑問に答えようとした。

参加者は、欧州10カ国で実施されている食事とがん、およびその他の慢性疾患との関連性を調査するコホート研究「欧州がん・栄養前向き研究(EPIC-Spain)」のスペインサブグループに属する者たちであった。

データは、スペインの5つの地域に住む29歳から69歳の男女から収集された。研究者らは、オリーブオイルと全死亡率、および心血管疾患などの特定の原因による死亡率との関連性を分析した。

13年後の追跡調査の結果、オリーブオイルを摂取した人々の死亡率が低いことが判明した。具体的には、オリーブオイルを最も多く摂取した人々は、全く摂取しなかった人々と比較して、心臓病による死亡率が44%低下し、全死因死亡率も26%低下していた。

したがって、食事にオリーブオイルを取り入れることで、あらゆる原因による死亡リスク、とりわけ心血管疾患による死亡リスクが低下することが明らかになった。本研究は、食事中の脂肪をオリーブオイルに置き換えることが保護効果をもたらすというさらなる証拠を提供している。