オリーブオイルが心臓に良いというさらなる証拠
研究者らによると、毎日少なくとも大さじ3杯のオリーブオイルを摂取する女性は、心臓病を発症するリスクが40%低くなることが分かった。
クリスチャン・ブラジル・バウティスタ
(
『オリーブ・オイル・タイムズ』寄稿者)
| フィリピン・マニラ発
イタリア・フィレンツェにあるがん研究予防研究所の研究者らが、オリーブオイルと葉物野菜を摂取する女性は心臓病の発症リスクが低いとする研究結果を発表した。この研究によると、1日に少なくとも大さじ3杯のオリーブオイルを摂取する女性は、心臓病を発症するリスクが40%低くなるという。
ロイター・ヘルスとのインタビューで、本研究の著者である同研究所のドメニコ・パリ博士は、オリーブオイルの摂取がどのようにして心臓病のリスクを低減させるのかについては、依然として不明であると述べた。 「おそらく、植物性食品が心血管疾患に対して
持つ保護効果のメカニズムには
、葉物野菜に豊富に含まれる葉酸、抗酸化
ビタミン、カリウムといった微量栄養素が関与しているのだろう」とパッリ博士は語った。
パリ博士は、心臓への好影響は、血中ホモシステイン濃度を低下させる葉酸によるものかもしれないと述べた。 動脈の内壁を損傷させるホモシステインは、心血管疾患の発症リスクを高めるとされている。パッリ氏はさらに、抗酸化作用のある植物性化合物を豊富に含むバージンオリーブオイルが、心臓病のリスク低減に効果的である可能性が高いと付け加えた。
また、この研究では、1日に少なくとも1オンスのオリーブオイルを摂取する女性は、心臓病を発症するリスクが44%低いことも明らかになった。オリーブオイルと心臓病リスクの低減との関連性を指摘した研究は、これが初めてではない。 オリーブオイルを重要な構成要素とする地中海式食事は、心臓病だけでなく、がんや糖尿病のリスクも低下させるとされている。
本研究において、パリ博士とその共同研究者は、イタリアの女性約3万人の食事情報を収集した。研究者らは、平均年齢50歳の女性たちを平均8年間にわたり追跡調査した。 『American Journal of Clinical Nutrition』誌に掲載された報告によると、研究期間中に被験者間で144件の主要な心臓病関連事象が発生した。これらの事象には、心筋梗塞やバイパス手術の症例が含まれている。