委員会、オリーブ葉エキスの健康効果に関する主張を却下
欧州食品安全機関(EFSA)の専門家パネルは、オリーブ葉水抽出物が耐糖能を高めるという主張を裏付ける十分な証拠はないとの見解を示した。

欧州食品安全機関(EFSA)の健康強調表示パネルは、オリーブ葉水抽出物が耐糖能を高めるという主張を裏付ける十分な証拠はないとの見解を示した。
「食事療法製品・栄養・アレルギー(NDA)」パネルは、9月にニュージーランドのコムヴィタ社(Comvita New Zealand Limited)から申請を受けたことを受け、意見を求める要請を受けた。
この自然健康食品会社は、「オリーブ葉抽出物ポリフェノールのサプリメントを毎日摂取することで、食後の血糖値上昇を抑えるのに役立つ」という表示を提案していた。 同社は、1日あたり5カプセルの自社製OLE(オリーブ葉エキス)カプセルを摂取することを提案しており、各カプセルにはオレウロペインを少なくとも1日50mg摂取できるよう、400mgの
OLEを1カプセルあたり400mg含有する同社のOLEカプセルを1日5カプセル摂取し、1日あたり少なくとも50mgのオレウロペインを摂取できるようにすることを提案した。コムビタ社は、対象となるのは食後(食事後)の血糖値上昇を抑えたいと考える成人であると述べた。 同社はEFSAに対し、「これは、一般成人層、特に過体重や肥満の人々に多く見られる耐糖能異常のある個人にとって特に有益である」と述べた。
コムビタ社は、この主張に関連するヒト試験2件と動物試験3件を特定したが、今月初めに公表された意見書において、NDAパネルは、ヒト試験の1件および動物試験3件については、コムビタ社の仕様に準拠していない食品が使用されていたため、結論を導き出すことはできないとした。
また、もう1件の人体試験では申請者の耐糖能の向上が示されたものの、その結果は他の研究では再現されておらず、オリーブ葉水抽出物が主張される効果を発揮するメカニズムに関する証拠も提示されていないと述べた。 「オリーブ葉水抽出物の摂取と耐糖能の向上との間に因果関係を立証するには、科学的証拠が不十分である。」