EUの民間貯蔵入札が終了、オリーブオイル市場から21万3500トンが引き揚げられる
オリーブオイルの民間貯蔵支援に関する4回目にして最後の入札により、欧州のオリーブオイル市場からさらなる在庫を引き上げ、価格への圧力を緩和することに成功した。
EUがオリーブオイル市場の需給バランスを是正するために実施している入札制度の第4段階(最終段階)が昨日終了し、欧州市場からさらに4万1600トンのオリーブオイルが回収された。
「数ヶ月にわたる市場の不均衡を経て、オリーブオイルの民間貯蔵支援制度に基づく最後の入札が好結果で終了したことを誇りに思う」―
今回の入札手続きでは、スペイン、イタリア、ポルトガルの事業者に対し、オリーブオイルを180日間保管し続けるための1トン当たり1日0.83ユーロ(0.91ドル)の補助金が支給された。
4回の入札すべてを経て、さらに21万3,500トンのオリーブオイルが市場から引き揚げられ、これは現在のEU在庫の約27%に相当する。
欧州委員会のプレスリリースによると、スペイン市場における厳しい状況により、入札の大部分をスペインの事業者が占めた。また、一連の入札の中で最も成功したのは第3回であり、市場から引き揚げられたオリーブオイルのほぼ半分を占めた。
EUの農業・農村開発担当委員であるヤヌシュ・ヴォイチェホフスキ氏は、欧州におけるオリーブオイル価格の回復について楽観的な見方を示した。
「数ヶ月にわたる市場の不均衡を経て、オリーブオイルの民間貯蔵支援制度に基づく最後の入札が好結果で終了したことを誇りに思う」と彼は述べた。
「支援措置の完全な影響を見るには時期尚早だが、価格回復の最初の兆しはすでに現れている。欧州委員会は、特に市場の混乱に直面した際、欧州の農家に対するコミットメントと支援を改めて示した。」
欧州委員会内部の情報筋は『Olive Oil Times』に対し、民間貯蔵措置の目的は、一部の事業者の市場損失を補填することではなく、許容可能な市場価格に戻るまで十分な量のオリーブオイルを市場から引き揚げることで、EU市場を安定化させることにあると語った。
いずれにせよ、欧州委員会は改善の兆しは見られるものの、価格に実質的な影響が表れるまでには、まだ時間が必要であると述べた。