フランスのオリーブ収穫、干ばつにより脅かされる
フランス・アルプ=ド=オート=プロヴァンス県で続く干ばつにより、同地域で始まったばかりのオリーブの収穫が脅かされている。
フランス・アルプ=ド=オート=プロヴァンス県で続く長期の干ばつが、同地域で始まったばかりのオリーブの収穫を脅かしている。
フランス南東部では長期にわたる干ばつ
が続いており、土壌水分量は70%も低下している。2016年の大半において降水量は平年を下回っており、一部の地域では節水措置が実施されている。
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全容
オリーブの木は干ばつのような状況にも耐えることができるが、長期にわたる水不足は実の収穫量に影響を及ぼす。これは、木が生き残るために収穫の一部を落果させるためである。 「春先の寒さの影響で開花や受粉の時期が遅れたことも、木々に打撃を与えています」と、フランスオリーブ産業協会(Afidol)のオリヴィエ・ナスル会長は『ラ・プロヴァンス』
紙に語った。「今年のオリーブの実の収穫量は減少するでしょう。昨年の5600トンに対し、今年は3500~4000トンのオリーブオイルが採れる見込みです……」
同様に降雨量が少ない近隣のヴォクリューズ県のオリーブ生産者たちも、同様の苦境に立たされている。「1月以来、降雨量はわずか300ミリメートルで、平年の半分以下です」と、ヴォクリューズ県のオリーブ生産者団体GOVのエリック・マチュー会長は指摘した。 「昨年のオリーブオイル生産量が700トンという記録的な豊作だったのとは対照的に、ここの生産者たちは今年は豊作を期待していません。」
マチュー氏は、ヴォクリューズ県における今年の収穫量はせいぜい300トンにとどまると見込んでいる。「灌漑設備のない古いオリーブ園では収穫すら行われないだろう。他の園では、オリーブが非常に小さかったり、全く実がついていなかったりする」
灌漑設備を
備えた生産者たちは、例年通りの収穫を見込んでいる。しかし、昨年の豊作と比べると、南フランスのオリーブ生産者たちは、せいぜい平凡から平均的な収穫に留まる見通しだ。