オリーブ搾油工場からの排水を再利用する新システム
マラガに拠点を置くアンダルシアの企業「Bioazul」は、藻類と太陽光を利用して廃水を浄化する「Algatec」という、オリーブの洗浄水の再利用を目的としたリサイクルシステムを開発した。
マラガに拠点を置くアンダルシアの企業「Bioazul」は、オリーブの洗浄後の水を再利用するための「Algatec
」と呼ばれるリサイクルシステムを開発した。このプロセスでは、藻類と太陽光を利用して廃水を浄化する。
同社が主導する欧州プロジェクトの一環として開発されたこの技術は、前回の収穫期に試験運用が行われ、非常に良好な結果が得られた。特に、処理後の水質は良好な水準に達しており、搾油所で使用される水の90%を再利用することが可能となった。これはプロジェクトの目標として設定されていた数値である。 「この処理水は飲用可能な水質を達成しており、汚染物質は一切残っていません」と、Bioazulのプロジェクトコーディネーターであるアントニア・ロレンソ氏は述べた。
このプロジェクトは、プエンテ・ヘニル(コルドバ)にある「アルマサラ・デ・ラ・コオペラティバ・デ・ロス・デサンパラドス」に設置されたパイロットプラントで試験が行われ、市場投入に向けた最終開発段階に入っている。
同社は現在、アルガテック(Algatec)システムへの導入に関心を持つ工場向けに、投資コスト、運用コスト、維持管理コストを削減する方法を模索している。現時点では、搾油所が節水や排水料金の削減によって得られる節約額は、システムの総コストを相殺するには至っていない。
システムの各段階
アルガテックは、3つの段階から構成されるシステムである。第1段階は、光バイオリアクターへの流入に先立つ水のろ過である。
第2段階では、透明なチューブシステムである光バイオリアクター内で処理が行われ、微生物が洗浄水を浄化する。この段階において、アルガテックは太陽エネルギーの力を活用すると同時に、大気中のCO2を捕捉し、システム内で起こる生物学的プロセスで再利用する。ここで、複雑な化合物が分解される。
最後に、第3段階である後処理は膜ろ過に基づいており、ここで水は最終的に「完全な品質」を備えた再利用可能な水となります。光バイオリアクターからの排水はタンクに貯留された後、この膜システムを通過してろ過され、その結果、飲用水が得られます。
