P&Gの特許出願、液体洗剤にオリーブの種を活用
プロクター・アンド・ギャンブル社によると、オリーブの種に新たな用途が見つかった。今回は、丈夫でありながら安全な研磨クリーナーとして活用されるという。

オリーブの種にまた新たな用途が見つかりました。今回は、プロクター・アンド・ギャンブル社が、一見すると研磨力が強そうでありながら安全な研磨クリーナーとしてこの種を活用しています。
この消費財大手は、この液体クリーナーについて国際特許を出願しており、セラミックタイル、エナメル、ステンレス、ガラス、テフロンなど、さまざまな素材に使用できるとしている。
先週、世界知的所有権機関(WIPO)によって公開された同社の特許出願書類によると、市場で広く流通している液体研磨剤の多くは「表面への安全性」が不十分であるとしています。
同社は、「優れた洗浄性能と強い表面損傷のリスク、あるいは洗浄性能を多少犠牲にして許容可能な表面安全性を得るか、という二者択一に帰着する」と述べている。
「非常に硬い研磨粒子が含まれているため、これらの組成物は、塗布された表面を損傷、すなわち傷つける可能性がある。」
一方、「十分な表面安全性」を備えた製品は、洗浄性能が低い傾向にある。
また、クルミの殻やアプリコットの種などの天然素材は色が濃いため、「美観を損なう泥のような液体組成」になってしまう。
オリーブの実の種が解決策となる
しかし、オリーブの種を剪断・粉砕して作られた研磨洗浄粒子が、その解決策となるとされている。
プロクター・アンド・ギャンブル社によれば、これらは「洗浄効果を発揮するのに十分な硬さを持ちつつも、良好な表面安全性プロファイルを確保するのに十分な柔らかさ」を備えているという。
また、生分解性であるという利点があり、オリーブの実が未熟な時期に収穫すれば、淡い色になるという利点もある。
さらに、通常、優れた洗浄性能を得るには高濃度の研磨粒子が必要であり、それによりコストが高くなり、すすぎが難しくなり、手触りも悪くなるが、オリーブの実の種粒子であればごく微量で済むと主張されている。
「適切なオリーブ種子は、Olea europaea属の樹種、好ましくはOlea europaea L. subspecie europaea種に由来する果実から抽出することができる」と出願書類には記載されている。
オリーブ核のその他の用途としては、バイオ燃料の原料、防音壁、さらには枕の詰め物などがある。