イスラエルがヨルダン経由のパレスチナ産オリーブオイルの輸出を阻止している
この措置は、パレスチナ政府によるイスラエル産牛の輸入ボイコットへの対応として講じられたものである。パレスチナ農業相は、政府がすでに対抗措置を計画していると述べた。
ロイター通信によると、イスラエルはパレスチナの農産物の輸出がヨルダン経由で行われることを禁止すると発表した。
この禁輸措置の対象となる農産物には、オリーブオイルやナツメヤシなどが含まれる。2019年、パレスチナは約1億4700万ドル相当の農産物を輸出した。
パレスチナ農業相のリヤド・アル=アッタリ氏は地元ラジオ局に対し、「イスラエル側の検問所責任者が、すべての輸出業者および関係者に、パレスチナの農産物すべてについて、ヨルダン経由での世界市場への輸出が禁止されると通知した」と語った。
関連記事:パレスチナのオリーブオイル産業に希望の兆しこの措置は、両国間の貿易戦争が激化の一途をたどる中で取られたものである。イスラエルのナフタリ・ベネット国防相は、この禁輸措置は、昨年10月に実施されたパレスチナ政府によるイスラエル産牛の輸入ボイコットに対する直接的な報復措置であると述べた。
また、イスラエルのパレスチナ自治区担当政府調整官カミル・アブ・ルクン氏は、パレスチナによる牛のボイコットが終了次第、禁輸措置は解除されると付け加えた。
しかし、アル=アッタリ氏は、パレスチナ政府がすでにイスラエルの農家に圧力をかけることを目的とした対抗措置を計画していると述べた。
「我々の国民経済を損なうことを目的としたイスラエルのあらゆる決定に対し、対応できる選択肢や措置をいくつか用意している」とアル=アッタリ氏は語った。
その間、パレスチナの農家、輸出業者、商人、運送会社は、輸出用として積み上げられた商品の在庫と、ますます不透明になる将来に直面している。