経営陣が経営破綻したオリーブオイル生産会社「カイリス・オーガニック」の経営権を掌握

西オーストラリア州の名門カイリス家のマーク・カイリス氏が率いるパースの同社は、今年大きな損失を被った後、事業を維持するのに十分な運転資金を調達できなかった。

McGrathNicholのジェームズ・サックレイ氏とショーン・フレイザー氏が有機オリーブオイル生産業者であるKailis Organicの管財人に任命された。西オーストラリア州の由緒あるカイリス家の一員であるマーク・カイリス氏が率いる同社は、今年大きな損失を被った後、事業を維持するための十分な運転資金を調達できなかった。

世界規模の有機オリーブオイル 生産者となるべく、カイリス・オーガニックは昨年、経営破綻したオーストラリアの農業企業グレート・サザンを買収し、既存の保有地に4,500エーカーを追加するため、3,000万豪ドル(3,020万米ドル)の新規株式公開(IPO)を目指した。

IPOは実現しなかったものの、同社は個人投資家や家族投資家を通じて2,550万豪ドルを調達し、買収を成立させるには十分な資金を確保した。

2010年10月、マーク・カイリス氏は、カイリス・オーガニックが「世界市場における主要な有機オリーブオイル取引業者となる態勢が整っている」と自信を持って述べた。当時、同社はオーストラリア国内の250以上の小売店に販売しており、ドイツを含む7カ国へ輸出を行っていた。

2010年6月、カイリスはOlive Oil Times』に対し、「生産量の増加に伴い、規模の経済も拡大する。プレミアム・レンジは製品ラインナップの拡充とリニューアルを行い、国内外のより多くの市場において競争力のある魅力的な位置づけとなるだろう」と語った

こうした有望な兆しにもかかわらず、カイリス・オーガニックは2009-10年度に340万ドルの赤字を計上し、それ以来、事業を維持するために必要な資金を調達できていない。同社は現在、従業員、仕入先、株主を含む無担保債権者に対して約200万ドルの債務を抱えている。新たに任命された管財人のサックレイとフレイザーは、買い手が見つかることを期待している。

11月28日には、カイリス・オーガニックの将来像を決定し、マクグラス・ニコル社を管財人として継続するかどうかを判断するための会議が開催される。

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