生産量の不足により、スペインのオリーブオイル価格は上昇すると見込まれる
今シーズンのスペインのオリーブオイル生産量が需要を20万トン下回ると見込まれているため、オリーブオイルの価格は上昇すると予想される。
スペインの主要なオリーブオイル団体によると、今シーズンのスペインのオリーブオイル生産量は、国内および海外需要の合計を20万トン下回る可能性があり、その結果、消費者が購入を控えるようになるまで価格が上昇する恐れがあるという。
スペインオリーブオイル産業・生産者連盟(Infaoliva)は金曜日、世界有数のオリーブオイル
生産地であるハエンで、オリーブオイル価格観測所の開設に際し、この見通しを発表した。Infaolivaハエン支部のマヌエル・アルフォンソ・トーレス会長は、価格がどこまで上昇するかは消費者が決めることになると述べた。同氏は「消費者が購入を控えるまで価格は上昇し続けるだろう」と語った。
需要が供給を上回る
インファオリバのエンリケ・デルガド事務局長は『Olive Oil Times』に対し、2011/12年度の残存在庫69万トンに、2012/13年度の予想生産量62万5,300トン強を加えると合計約131万トンとなり、これが供給不足の原因になると語った。
同氏は、2011/12年度のスペインのオリーブオイルの国内外販売総量145万トンと比較して、すでに約14万トン不足しており、さらに国内外の販売量はいずれも増加が続くと予想されていることを考慮すれば、その差はさらに拡大すると述べた。

「さらに付け加えるなら、国際オリーブ評議会は今シーズンの世界的な生産量が19%減少すると予測しており、その予測はスペインの生産量を90万トンと見積もったものに基づいている。」
価格動向
トーレス氏は、新設された価格観測所が、ハエン県の搾油所渡し価格に関する最新情報を生産者に毎日提供すると述べた。
同県の販売代理店が毎朝早くにデータを提供するが、市場に影響を与えないよう、公表は午前11時まで行われない、と彼は述べた。
生産者価格の上昇
スペインのオリーブオイル価格情報システム「POOLred」によると、本日のオリーブオイルの加重平均価格は1kgあたり2.41ユーロ近くに達しており、7月26日の1.87ユーロから上昇している。