北米におけるオリーブオイルの輸入減速
国際オリーブ評議会によると、重要な北米市場へのオリーブオイルの輸入量が減少している。

国際オリーブ評議会の最新ニュースレターによると、重要な北米市場へのオリーブオイルの輸入量は、前シーズンに比べてわずかに減少した。
2012年10月から2013年6月までのオリーブオイルおよびオリーブ搾りかす油の輸入量は、前シーズンの同期間と比較して、米国で1%、カナダで3%減少した。
IOCの統計によると、2012/13シーズンの最初の9ヶ月間で、米国は23万トン弱を輸入し、前シーズンの同期間に比べて約1,900トン減少した。
最も大きな減少幅を記録したのは5月で、同月の輸入量は2012年5月の28,958トンから9,000トン以上減少し、昨年10月の7,500トンの増加分を相殺する形となった。
IOCは2月のニュースレターで、2011/12年に米国が31万7,000トン強のオリーブオイルを輸入し、前シーズン比8.6%増となったと報告した。
オーストラリアでは輸入が減少、日本・ロシア・中国では増加
オーストラリアの輸入量も7%減少したが、日本では26%、ロシアでは9%、中国では8%増加した。
また、5月までの8ヶ月間のデータによると、欧州連合(EU)域内の輸入量は7%減少したものの、EUへの輸入量は53%増加している。「これは明らかに、2012/2013年度のEUにおけるオリーブオイル生産量の低さに関連している」とIOCは述べた。
ウルグアイ
8月のニュースレターでは、最近IOCの18番目の加盟国となったウルグアイに焦点を当てており、同国では「オリーブ生産が全速力で拡大している」とされている。
IOCによると、2012年までの10年間で、ウルグアイの作付面積は500ヘクタールから9,000ヘクタールに拡大し、そのうち92%が天水栽培であり、2015年までに11,500ヘクタールに達する見込みであった。
「生産規模は依然として小さく、2013/14年産期のオリーブオイル生産量は800トンと推定されている。若いオリーブ園の大部分が実を結び始めれば、生産量は増加すると見込まれる。これにより、生産量の少なさゆえにこれまでかなり限定的だったウルグアイの輸出ルートが拡大することになるだろう。
「ウルグアイのまだ始まったばかりの輸出先は、主にブラジル、中米、米国、カナダ、そして日本である」と報告書は述べている。
食用オリーブ市場
2012年10月~2013年6月の期間において、テーブルオリーブの輸入量はブラジルで23%、ロシアで11%、カナダで8%、オーストラリアで4%、米国で1%増加した。
IOCによると、5月までのデータに限られるEUのデータでは、EUへの輸入は前年同期比で3%増加し、EU域内での流通量は1%増加した。