パキスタン、オリーブオイル生産の計画を策定

政府は、パンジャブ州でのオリーブ園の栽培を推進することで、パキスタンにおけるオリーブオイルの自給自足を実現したいと考えている。

パキスタンのパンジャブ州政府は同国で最も農業が盛んなこの州におけるオリーブ栽培の促進に向けた詳細な計画を策定した。政府の計画担当者らは、パンジャブ州内のオリーブ栽培の有望地域として、シアールコット、ナロワル、グジュラート、ジェラム、ラワルピンディ、イスラマバード、アトック、チャクワル、クシャブなどを特定した。

政府は、これらの有望地域でオリーブ園の栽培を推進することで、パキスタンがオリーブオイルの自給自足を実現することを目指している。農業計画担当者によると、栽培には新規植栽に加え、既存の野生オリーブ品種への接ぎ木も含まれるという。

チャクワルにあるイスラム国際教育・文化・科学機構(IIECSO)傘下のバラニ農業研究所(BARI)が同州で実施した調査によると、これらの地域の気候条件、土壌の種類、降水量、および気温範囲は、オリーブ農園の育成に理想的であることが示されている。

パンジャブ州の中小企業開発庁(SMEDA)農業局は、農家がオリーブを生産し、生産性向上のための近代的なオリーブ栽培技術の研修を受けるよう促すため、啓発および研修プログラムを開始した。

国境を隔てたすぐ向こう側では、インド有数の農業州であるパンジャブ州が、2008年に大々的に開始した野心的なオリーブ栽培プロジェクトの実施に失敗した