フィリッポ・ベリオ社に対する虚偽広告訴訟で集団訴訟認定が下る

米連邦地方裁判所の判事は、2010年5月から2015年6月の間に、フィリッポ・ベリオ社のオーガニックオリーブオイルを除く同社のオリーブオイルを購入した人々に対し、集団訴訟の認定を認めた。

オリーブオイルブランド「フィリッポ・ベリオ」の製造元であるサロフ・ノース・アメリカ社に対し、虚偽広告を理由に訴訟を起こしたカリフォルニア州の消費者たちにとって朗報となった。米国連邦地方裁判所のイヴォンヌ・ゴンザレス・ロジャース判事は、2010年5月から2015年6月の間に、同社のオーガニックオリーブオイルを除く「フィリッポ・ベリオ」ブランドのオリーブオイルを購入した消費者らに対し、集団訴訟の認定を認めた。

この判決は、2016年5月に提出された集団訴訟認定を求める申立てに対するものである。
関連情報:サロフ・ノース・アメリカ集団訴訟事件の
全容 原告のロヒニ・クマール氏らを代表とする消費者らは、フィリッポ・ベリオブランドのオリーブオイルのラベル表面に記載された「イタリア産」という表示が、消費者を欺くものであり、誤解を招くものであると主張している。

本件において、原告らは、消費者がフィリッポ・ベリオブランドのオリーブオイルをイタリア産であると信じて購入しているが、実際にはそのごく一部しかイタリア産ではないと主張した。

実際には、オリーブオイルの大部分はチュニジア、ギリシャ、スペインで生産され、イタリアに輸送されたものを混合したものである。輸入されたオリーブオイルは、少量のイタリア産オリーブオイルとブレンドされた後、イタリアで瓶詰めされ、ラベルの前面に「イタリア産」という表示が目立つように記載されている。

これに対し、サロフ社は、オリーブオイルのボトル裏面にある「賞味期限」付近の記載が、オリーブオイルが異なる国々を原産地とすることを明かす免責事項であると主張した。サロフ社によれば、クマール氏は、自身が読んだと主張した日付の近くにある当該免責事項を読み逃すはずがないという。

しかし、ゴンザレス・ロジャース判事は判決において、サロブ社が示唆するように、クマーが免責事項を読んでいなかったという証言を裁判所が無視することはできないと述べた。
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に関する記事 判事はまた、クマーが適切な集団訴訟代表者ではないというサロブ社の主張や、飲酒運転の有罪判決、および本件で彼女を代理する法律事務所の弁護士との個人的な交友関係に起因するクマーの誠実さや信頼性に関する疑問についても言及した。

ゴンザレス・ロジャース判事は、飲酒運転の容疑も弁護士との個人的な交友関係も本件とは無関係であると明言し、「クマール氏の弁護士の友人は、本件で彼女を代理している複数の法律事務所に所属する数名の弁護士のうちの一人に過ぎない」と述べた。

その他の主張において、サロフは、購入証明、オリーブオイルの支払価格、および「イタリア産」という表示を「イタリア産のオリーブのみを使用して製造された」という意味だと消費者が信じていたかどうかについての記憶について疑問を呈した。裁判官はこの問題に対し、集団訴訟の請求書宣誓供述書に購入証明を提出することが可能であると述べた。

さらにカリフォルニア州の消費者らは、ラベルに「イタリア産」と記載されていることから、サロフ社が1930年関税法(19 U.S.C. § 1304(a))に定める商慣行に違反していると主張している。