非会員の薬剤師、オリーブ評議会の会議への出席を拒否される

『エクストラ・ヴァージニティ』の著者トム・ミューラーは自身のブログで、非加盟国の専門家が今年の年次総会への参加を拒否されたと記した。

エクストラ・バージニティ:オリーブオイルの崇高かつスキャンダラスな世界』 の著者であり、今年のジェームズ・ビアード・ジャーナリズム賞の候補者でもあるトム・ミューラー氏は、国際オリーブ評議会(IOC)が、マドリードで開催される同評議会の化学者グループによる重要な年次総会への参加について、IOC非加盟国の専門家を初めて排除したと述べた。
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ミューラー氏はブログ記事 の中で、AOCS(アメリカ油脂化学協会)の技術ディレクターであるリチャード・カントリル氏やオーストラリアの研究者ロッド・メイラー氏らが、オリーブオイルの品質判定に用いられる試験方法の見直しが行われる会議から排除されたと記した。また、IOCのウェブサイトに掲載された会議情報へのアクセスも拒否されたとミューラー氏は述べた。

ミューラー氏は、「様々な情報源」から、IOCが「オリーブオイルの品質判定における官能評価パネルの使用を縮小、あるいは廃止しようとしている可能性がある」と聞いたと述べた。もしそうなれば、エクストラバージン級の判定に味覚テストを用いることは主観的すぎると主張してきた主要なオリーブオイル生産者たちの要望に応えることになるだろう。

またミュラー氏によれば、これにより等級そのものが無意味なものになってしまうという。「なぜなら、オリーブオイルが実際に最高品質(エクストラバージン)であるかどうかを判断する上で、官能評価は最も重要な方法だからだ」

「もしそうなれば、それは粗悪なオイルの勝利となる。またしても、少数の大手オリーブオイル取引業者やボトラーの利益が、高品質な生産者や世界中の消費者の利益に勝ってしまうことになる」とミューラー氏は記している。