ギリシャ、夏の山火事で被害を受けたオリーブ農家に補償を実施
専業のオリーブ農家には、伐採されたオリーブの木1本につき約100ユーロが支給される見込みで、その半額は前払いされる。
ギリシャの財務省と農村開発省は、昨夏の山火事の影響を受けた同国の専業オリーブ農家やその他の農家が、被害を受けたオリーブの木やその他の作物に対する金銭的補償を受ける資格があると発表した。
8月、国内で数十件の山火事が発生し、12万ヘクタールの森林や農地が炎に包まれた。
関連記事:調査によると、2021年の異常気象による被害額は数十億ユーロに上る最も甚大な被害を受けた地域は、ペロポネソス半島西部、エーゲ海のエヴィア島北部、およびアテネ北郊外であった。イリア地方だけでも約37万5,000本のオリーブの木が焼失し、炎は古代オリンピアの遺跡にも迫っていた。
補償対象となるオリーブ農家への支払額は、初期の被害推定額と、国が1本あたり144ユーロと定めた「初期査定価格」に基づいて算出される。
同様の状況における標準的な慣行に従い、生産者は総支払額の70%を受け取ることになる。その半額(1本あたり50.40ユーロ)は前払いされ、残りの半額は最終的な被害見積もりが完了した後に支払われる。
両省は共同プレスリリースで、「新たな(補償)手続きは、今回の被害の特殊性に適応したものである」と述べた。
「こうした状況下において、夏の山火事の規模と激しさ、および農作物生産施設、とりわけ農業経営体への被害を考慮し、両大臣は政府の国家援助委員会の勧告を受け入れ、速やかに発令される共同省令に基づき、前払いで支払いを行うこととした」と、プレスリリースは付け加えた。
また、両省は、兼業のオリーブ栽培者に対する被害を受けたオリーブの木への補償については、後日行われると結論付けた。