スペインの主要協同組合、干ばつによる生産減を予測
農業食品協同組合連合会は、米国からの需要増加によりオリーブオイルの輸出が好調であることから、このニュースがすべて悪いことばかりではないと述べた。
スペインの大手農業協同組合は、降雨量の少なさにより、2021/22年の収穫期におけるオリーブオイルの生産量が予想を下回る可能性があると述べた。
Cooperativas Agro-alimentariasは、夏場に記録された猛暑と少雨を踏まえ、各生産地域の現地状況を分析した結果、この結論に至った。
関連記事:2021年収穫状況の最新情報「貯水量の不足により、灌漑用水の配分量は、各灌漑農家が通常必要とする量の半分にまで減少している」と同組織は述べた。「そのため、最も生産性の高い農場であっても、潜在的な生産水準に達することはできないだろう。」
7月中旬時点でのスペイン国家気象局(Aemet)のデータによると、国内最大のオリーブオイル生産地域であるカスティーリャ・ラ・マンチャ州とアンダルシア州では、今作期の降水量が前作期に比べてそれぞれ75%、50%減少する見込みである。 2020/21年度は、すでに干ばつシーズンと見なされていた。
農業食品協同組合(Cooperativas Agro-alimentarias)のオリーブオイル部門評議会によると、オリーブオイルの生産量は、2020/21年度に記録された138万7000トンを下回る見込みだ。
しかし、今作期の推移は依然として順調である。 Cooperativas Agro-alimentariasの報告によると、7月末時点でのオリーブオイルの輸出量は84万2,000トンに達し、前作期より2万5,000トン、2018/19作期より10万トン上回った。
同団体は、輸出の回復の一因として、5月にスペイン産オリーブオイルへの関税を撤廃した米国における瓶詰めオリーブオイルの需要増加を挙げた。
「市場は依然として活況を呈しており、これが今回の新たなデータの中で最も注目すべき点だ」と、ハエン県若手農家協会のルイス・カルロス・バレロ事務局長は述べた。
「さらに、通常は輸出が極めて少ない、あるいは事実上皆無とされる8月を迎える前に、来期の生産量が非常に低水準にとどまることが引き続き確認されている点は、極めて重要です」と彼は付け加えた。