イタリア産のPDOおよびPGI認定エキストラバージンオリーブオイルの価値が高まっている
最新の報告書によると、イタリア全土で地理的表示(GI)付きエキストラバージンオリーブオイルの生産額と生産量が増加している。特にプーリア州とトスカーナ州がその先頭を走っている。
農業食品市場サービス研究所(Ismea)とクアリヴィータが発表した新たな報告書によると、地理的表示(GI)を取得したイタリア産エキストラバージンオリーブオイルの市場規模は、過去10年間で着実に拡大していることが明らかになった。
「世界中の食品を自由に選べるようになった、グローバルかつ相互につながった消費者にとって、食品のアイデンティティはますます重要になっています」と、Ismeaのラファエレ・ボリエッロ総局長は述べた。「地理的表示は、トレーサビリティ、生物多様性の保全、景観の保護といった、現在の品質に対する認識を先取りしていたのです。」
ワイン、チーズ、肉、オリーブオイルなど、対象となる全セクターにおいて、原産地呼称保護(PDOまたはDOP)および地理的表示保護(PGIまたはIGP)の認定を受けたイタリア産製品の市場価値は162億ユーロ(175億ドル)に達している。
PDOおよびPGI認定のエクストラバージンオリーブオイルの市場価値だけでも着実に増加し、1億4,400万ユーロ(1億5,500万ドル)に達しており、前年比で21%の増加となった。PDOおよびPGI認定のエクストラバージンオリーブオイルの輸出額も増加し、6,200万ユーロ(6,700万ドル)に達し、前年同期比で11%の増加となった。
トスカーナ州とプーリア州は、こうした数値上昇の原動力となっており、それぞれ約2,500万ユーロ(2,700万ドル)のPDOおよびPGI生産を担っている。シチリア州、リグーリア州、ウンブリア州も合わせて、総額2,410万ユーロ(2,600万ドル)相当のPDOおよびPGI生産を行っている。
地理的表示(GI)付きオリーブオイルの価値が上昇するにつれ、生産量も22%増加した。
「イタリアのPDOおよびPGI製品は、各地域の観光および経済において重要な役割を果たしています」と、クアリヴィータ(Qualivita)のゼネラルマネージャー、マウロ・ロサティ氏は述べた。「これらは、農業、工芸、ホテル、質の高いレストラン、そして文化的・芸術的遺産を巻き込むことのできる、地域体験における結束力となっています。」