スペイン、テーブルオリーブに対する米国の関税措置をめぐる最初の戦いに勝利
米国の裁判所の判決により、スペイン産テーブルオリーブの対米輸入関税が軽減される道が開かれる可能性がある。
米国国際貿易裁判所は、米国商務省による関税法の解釈の一部を恣意的であると認定する判決を下し、スペイン産テーブルオリーブに対する関税の撤廃または引き下げに向けた道を開いた。
米国商務省は2018年、スペイン産ブラックオリーブの輸入に対し、不当な補助金を受けており、米国市場で不当に低い価格で販売されているとの理由に基づき、約35%の関税を課していた。
欧州連合(EU)は、米国の関税措置に対し世界貿易機関(WTO)で提訴しており、これが今回の判決につながった。
裁判所は、スペイン産オリーブが受けていた補助金は特定されたものではなく、オリーブの生産は市場の需要ではなく気象条件によって左右されるものであると判断し、商務省の主張を退けた。
「この判決は、WTOにおけるEUの法的措置に対する極めて重要な支持である」と、スペインオリーブ輸出業者協会(ASEMESA)は述べ、現在課されている35%の関税が20%に引き下げられることを期待している。
スペインのオリーブ生産者らは、関税が導入されてから約2年間で、米国市場への輸出が50%減少したと述べた。
米国商務省は、国際貿易裁判所の判決から90日以内に、関税措置を支持する主張を同裁判所に提出することができる。