樹齢3,500年のオリーブの種が、ダルマチアにおける初期の栽培の証拠となる
これらの古代の穴は、クロアチアで3,500年以上も前からオリーブが栽培されていたことを示す証拠となっています。
クロアチアのザダル大学考古学部の研究者らが、ダルマチア半島北部の沖合にある遺跡で、3,500年前のオリーブの種を発見した。
この発見は、この地域で3,500年以上にわたりオリーブが栽培されてきたことを裏付ける確かな証拠となっている。
考古学者たちは、リチュル島とクロアチア本土の間にあるパシュマン海峡の海底で、海洋生物の堆積物の厚い層の中から、保存状態の良いオリーブの種を数百個発掘した。
この発見は、3,500年以上前の青銅器時代にこの地域に住んでいたリブルニア人以前の住民の食生活にもオリーブが含まれていたことを明らかにしている。
発掘プロジェクトに参加しているザダル大学考古学部の研究者の一人、マテ・パリカ氏は、『Olive Oil Times』に対し、これらの種子の年代について次のように確認した。「これらが3,500年前のものだと分かるのは、集落層から発見されたためであり、同じ地層から3件の放射性炭素年代測定結果が得られているからです」と彼は説明した。
パリカ氏はまた、これがアドリア海東部におけるオリーブ栽培の最古の証拠であること、そしてこれらの種子が、かつて集落が存在していた場所で見つかったが、数世紀にわたるアドリア海の海面上昇により現在は水没していることを確認した。
考古学者たちは2014年からこの遺跡を調査している。過去の発掘調査において、研究者たちは1ヘクタール以上の面積に及ぶこの水没した先史時代の集落を発見していた。
ここでは、先史時代に遡る道具や陶器などの遺物が発見されたほか、集落と近くのリチュル島を結ぶ全長125メートルの石造構造物も見つかっており、これは防御壁の一部であった可能性がある。
数年前にも同地域でオリーブの種が1粒発見されたが、サンプル数が不十分だった。今回、数百粒の種が発見されたことで、それらがどの品種のオリーブに属するか、また現存するダルマチア産の品種であるかどうかを特定するための分析が可能となった。