エクスポリバがハエンで開幕

アンダルシア州のホセ・アントニオ・グリニャン知事は、オリーブオイル生産者に対し、品質をより重視するよう呼びかけた。一方、農業・漁業・農村開発省(MARM)のイサベル・ボンバル局長は、国際オリーブ評議会(IOC)に対し、加盟国の拡大を求めた。

スペイン最大のオリーブオイル見本市「エクスポリバ」が昨日(5月11日)、アンダルシア地方で開幕した。これに合わせ、同地方政府は生産者が赤字販売を回避できるよう支援するための融資策を発表した。

ハエンで開催された見本市で演説したアンダルシア自治州のホセ・アントニオ・グリニャン知事は、オリーブオイル業界に対し、生産側の細分化を解消することに注力し、単にオリーブオイルを生産するだけでなく、国際的なマーケティングにおいても世界をリードする存在となり、品質をより重視するよう求めた。

昨日は詳細がほとんど明らかになっていなかったが、グリニャン氏は、この新たな融資制度はオリーブオイル生産者が支払能力を維持するのに十分であり、「適正価格の維持」に向けた一歩であると述べた。これは、オリーブオイル価格が過去最低水準を記録し、3年連続で原価割れで販売を余儀なくされている同業界の回復を支援するための最新の試みである。

5月26日には、その他の解決策を検討するために設置された作業部会がマドリードで会合を開き、その翌日には欧州委員会のダチアン・チョロシュ農業担当委員と主要な利害関係者との会談が行われる予定だ。スペイン国内ではオリーブオイルに対する民間貯蔵支援の提供を求める声が根強いが、チョロシュ委員は、スペインの価格が支援対象となるほど十分に低くないとの立場を堅持している。

また今週、国際オリーブ評議会(IOC)に対し、米国、チリ、オーストラリアといった新たなオリーブオイル生産国を加盟国として迎え入れることを優先課題とするよう求める声も上がった。

スペイン環境・農村・海洋省(MARM)の産業・食品市場局長であるイサベル・ボンバル氏は、「中短期的に」これらの国々が加盟する必要性を強調したと述べた。 同氏は、IOCのジャン=ルイ・バルジョル事務局長およびスペインの「スペイン産オリーブオイル業界団体(Interprofesional del Aceite de Oliva Español)」(オリーブオイル業界の全構成員を代表する非営利の公的組織)の代表者(氏名非公表)との会談において、このメッセージをIOCに伝えたと述べた。

水曜日の会談後のメディア向け声明で、ボンバル氏は「協力し、コミュニケーションのチャンネルを常に開いておくことを基盤とした共通戦略の策定」を求めたと述べた。また、国際的なすべてのオリーブオイル生産者にとって公平な競争環境の基盤となる「基準を議論し策定する」世界有数の「フォーラム」として、IOCの役割を強化することが重要であると語った。

「エクスポリバ」には、アルゼンチン、フランス、ドイツ、イタリア、ポルトガル、米国、チュニジアの企業を含む333社の出展者が集まり、土曜日まで開催される。昨日同会場で発表された新たな取り組みの一つとして、スペイン語、英語、中国語によるオリーブオイル用語集の継続的な作成が挙げられた。