オリーブ評議会にとって、「ポジティブなジャーナリズム」はなかなか見当たらない
国際オリーブ評議会は、応募数が不足していたため、ジャーナリズムコンテストを急きょ中止した。

「ジャーナリストによるオリーブ産業に関する前向きな記事の執筆を促進する」ことを目的として、国際オリーブ評議会は昨年3月、オンラインまたは印刷媒体で公開された記事のうち、「オリーブオイルやテーブルオリーブを発見し、楽しむ意欲を喚起する」最優秀作品に5,000ユーロを授与すると発表した。
しかし事態は一転し、IOCは応募数が不足したため、このコンテストを中止した。
10月1日の締め切りまでに、マドリードに本部を置くこの政府間機関に作品を提出したジャーナリストたちへの書簡の中で、IOCのジャン=ルイ・バルジョル事務局長は、評議会が受賞者を決定するには応募数が不十分であったと記した。IOCが受け取った応募件数は不明である。
IOCのウェブサイトに掲載されたコンテスト規定には、審査を進めるために必要な最低応募数については明記されていなかった。
「当機構は、ウェブサイトへの掲載や、関係各国の報道協会、IOC代表団長、その他多くの連絡先への通知を通じて、本コンテストを広く周知しました」とバルジョル氏は記した。「残念ながら、コンテストを実施するのに十分な応募数が得られなかったことを、大変遺憾に思います」。『オリーブオイル・タイムズ』は、匿名を希望したジャーナリストからこのメールの写しを入手した。
IOCは国連から世界的なオリーブオイル産業の規則策定を委任されているため、コンテスト規定のどこにもそのような可能性が示されていなかったにもかかわらず、コンテストの中止に踏み切ったことに対し、一部からは驚きが示された。
コンテストの運営には慣れている同評議会は、世界で最も審査が厳しいエクストラバージンオリーブオイルのコンテストの一つとされる「マリオ・ソリーナス」オリーブオイルコンテストも主催しているが、こちらも参加者を集めるのに苦労しており、今年の111件の応募のうちイタリアからのものはわずか2件にとどまっている。
本稿執筆時点で、ジャーナリズムコンテストの中止に関する追加コメントを求めるメールに対し、バルジョル氏からは返答がなかった。