価格低迷を受け、ギリシャ側が戦略計画の策定を求める
ギリシャのオリーブオイル業界にとって非効率的であるとして民間貯蔵支援が却下されたことを受け、農業大臣はオリーブオイル産業を支援する計画の策定を求めた。
ギリシャのマキス・ヴォリデス農業大臣とギリシャ全国オリーブオイル業界団体(EDOE)との会談において、低価格問題に対処するための戦略計画の策定が提案された。
双方は、オリーブオイルの供給過剰が現在の低価格の原因である点で一致した一方、過剰な量のオリーブオイルを民間で貯蔵することは、ギリシャにとって非効率的な対策であるとの見解を示した。
同省のプレスリリースでは、「オリーブオイルの価格が、主にスペインの膨大な生産量に起因する供給過剰の影響を受けているという点では、誰もが同意している」と述べられている。 「民間による貯蔵は解決策ではなく、ギリシャ市場では効果を発揮しないだろう。その代わりに、オリーブオイル部門の競争力と生産性を高める措置を講じ、プロモーション活動を強化し、ギリシャ産オリーブオイルの市場性を支援することが必要である。」
その結果、農業省とEDOEは、同部門の安定性を促進するための一連の目標策定に着手することで合意した。この計画は3月に見直される見通しだ。
この計画の一環として、飲食店経営者に対し、席に着いた顧客には詰め替え不可の密封ボトル入りオリーブオイルのみを提供することを義務付ける法改正が行われる見込みだ。
「この法改正により、レストランのテーブルには、ブランド名の入った再充填不可のオリーブオイルのボトルが必ず置かれることが義務付けられることになる」と、ギリシャオリーブオイル瓶詰め業者協会(SEVITEL)の事務局長、ゲオルギオス・エコノム氏は述べた。
「現在、飲食店では約1万トンのオリーブオイルが消費されています。テーブルに瓶詰めオリーブオイルのみが置かれるようになれば、4,000トンの消費が見込まれ、この措置が実施されればさらに増加する可能性があります」とエコノム氏は付け加えた。
密封された詰め替え不可のボトルという措置は、レストランやタベルナがバルク(量り売り)のオリーブオイルを提供することを防ぐため、2018年に導入
されたが、その採用状況はまちまちで、ほとんど施行されていないのが実情だ。