スペインのオリーブオイル価格が急騰
ある調査によると、在庫不足や今後の収穫見通しに対する不透明感により、小売価格が急騰していることが明らかになった。
スペインの消費者団体OCUによると、精製オリーブオイルの価格は2014年5月以来51%上昇しており、今年の5月以降だけでも20.7%急騰している。 一方、エクストラバージンオリーブオイルの価格も急騰しており、2012年10月以降で50.3%上昇し、直近1ヶ月だけで4.3%上昇している。
これらの結果は、20以上のオリーブオイルブランドを対象とした調査に基づいており、その多くは全国のスーパーマーケットで販売されている。価格上昇の原因としては、在庫の不足や来年の収穫を見越した早期の投機が挙げられている。
昨年の生産量は極めて少なく、オリーブオイルの生産量は80万メートルトンを超えたにとどまった。前年は約180万メートルトンだった。供給量の減少により需要をまかなうのがやっとの状況で、在庫量は2003年以来の低水準となっている。
しかし、OCUは、価格上昇の主な要因は投機にあると見ており、来年の干ばつを懸念して(アンダルシアのオリーブオイル生産地域における降雨量が平均を25%下回っていることを考えると、これは現実的な懸念である)、収穫直前のこの1ヶ月間で価格が急騰したと分析している。
現在の収穫による新しいオリーブオイルが間もなく市場に出回るにつれ、この高値は低下する可能性がある。さらに、1月には今年の生産量がより明確になり、6月になればその傾向はより確実なものとなるだろう。
原因が何であれ、スペインはオリーブオイルの3分の2を輸出しているため、価格上昇分は国内外の消費者に転嫁されることになる。
オリーブオイルを日々の食生活の不可欠な一部と捉えているスペイン人は、間違いなく消費量を調整することになるだろう。OCUによると、過去の同様の状況において、スペインの消費者は単にオリーブオイルをより安価な代替品に置き換えてきたという。