カリフォルニア州でオリーブオイルをめぐる訴訟が取り下げられた
この集団訴訟は、カリフォルニア大学デービス校の研究結果を受けて提起されたもので、同研究では、スーパーマーケットで販売されている輸入オリーブオイルのサンプルが、エクストラバージン認定に必要な特定の試験基準を満たしていないことが判明していた。
複数の情報筋によると、カリフォルニア州で大手オリーブオイル輸入業者や小売業者を相手取って提起されていた集団訴訟が取り下げられた。原告側の弁護士団は、訴状の核心をなすある研究結果を科学的に再現できなかったため、訴訟を継続しないことを決定した。
カリフォルニア大学デービス校が実施したこの研究
、同州のスーパーマーケットから研究者が選んだ輸入オリーブオイルのサンプルのうち、分析時点において「エクストラバージン」と表示されるための化学的および味覚的基準を満たしていなかったものが69%に上ることが判明した。
この研究手法に対し、国際オリーブ評議会の化学者グループからは
「信頼性に欠ける」との批判が
寄せられた。一方、自社ブランドが問題視された
欧州のオリーブオイル生産者
らは、長期にわたり品質を維持するために厳重に管理すべき輸送・保管条件が、自分たちの管理外であったと
反論した
。
情報筋によると、カリフォルニア州での提訴は取り下げられたものの、フロリダ州やワシントン州を含む他のいくつかの州では同様の訴訟が継続している。これらがカリフォルニア州の例に倣って取り下げられるかどうかは、まだ不明だ。
あるオリーブオイル輸入業者は、これらの訴訟の法的対応にすでに「数十万ドル」を費やしている。訴訟に関与している幹部は、同様の提訴も消えることを期待しているものの、それらも解決するまでには数ヶ月を要すると述べた。
カリフォルニア州での訴訟取り下げは、2010年7月の研究を受けて「あのオリーブオイルはバージンではない」といったセンセーショナルな見出しを呼んだ、著名人が名を連ねた大々的な訴訟の終結を意味する。
この研究は、カリフォルニア・オリーブオイル評議会の支援を受けるカリフォルニア大学デービス校のオリーブセンターによって実施された。同評議会の会員は、輸入オリーブオイルの信用失墜によって利益を得る立場にあった。カリフォルニアのオリーブオイル生産者は、米国で消費されるオリーブオイルの約1%を供給しているが、それよりもはるかに多くの量を供給できる生産能力を現在構築中である。