オリーブ評議会、オリーブオイルの消費量がわずかに減少すると予測
スペイン、イタリア、ギリシャは依然として世界最大の一人当たり消費国であり、一方、米国、日本、カナダへの輸入は増加傾向にある。
国際オリーブ評議会(IOC)が発表した速報値によると、2020/21年産期の世界のオリーブオイル消費量は3,185,500トンに達する見込みである。
この予測は、オリーブオイルの消費量が過去最高の3,234,000トンに達した前年度と比較して、1.5%の減少を示すものである。
IOCの報告書によると、この減少見通しは、前年度と比較して5.8%の増加を記録した2019/20年度に続くものだという。
関連記事:オリーブ評議会、世界の消費動向の調査に着手全体として、世界のオリーブオイル消費量は1990/91年度から2018/19年度にかけて91%増加し、1,666,500トンから3,057,000トン強へと上昇した。
2019/20年度において、最大の消費国は欧州連合(EU)であり、世界消費量のほぼ半分を占めた。その他の主要消費国は米国とトルコで、それぞれ総消費量の12.4%と5.4%を占めた。
EUの主要生産国においても、一人当たりの消費量においてオリーブオイルへの需要の高まりが見られた。ギリシャは依然として世界一のオリーブオイル消費国であり、年間11.5キログラムを消費している。一方、スペインとイタリアはそれぞれ年間10.6キログラム、7.5キログラムで、第2位と第3位にランクインしている。
欧州連合(EU)域外では、アルバニアとシリアがそれぞれ1人当たり4.7キログラム、4.4キログラムでトップとなっている。
世界貿易の面では、米国、日本、カナダといった主要消費市場において、2020年10月と11月の今作期の最初の2ヶ月間におけるオリーブオイルおよびオリーブ搾りかす油の輸入量が、前年同期比でそれぞれ12%、8%、28%増加した。
一方、中国では同期間に輸入量が55%減少したものの、世界最大の人口を抱える同国では消費の伸びが続くと見込まれている。
IOCによると、米国は依然として世界最大のオリーブオイル輸入国であり、過去6収穫年度において、世界のオリーブオイル輸入総量の平均36%を占めている。