イタリアのオリーブオイル消費量が25年ぶりの低水準に
国際オリーブ評議会が本日発表した報告書によると、オリーブオイルの総消費量において、イタリアとスペインが首位を争っている。
イタリアは長らく欧州最大のオリーブオイル消費国であったが、国際オリーブ評議会(IOC)の最新
報告書によると、もはやそうではない。同報告書では、イタリアの消費量はスペインと統計上同率となっている。2006年にピークを迎えた後、イタリアの消費量は長期的な減少傾向に転じ、四半世紀ぶりの低水準を記録した。
欧州全体では、今年のオリーブオイル消費量が1990年比で40万トン減少し、20%の減少となった。世界のオリーブオイル生産者にとって幸いなことに、その減少分の半分は米国が吸収した。同期間中、米国では20万トンの追加消費があり、その一因としてマーガリンの代替として
活用されたことが挙げられる。
しかし、欧州人が自分たちが敬遠しているものを世界に押しつけていると非難する前に、イタリア人の平均年間消費量が依然として8.4リットルを超えていること――これは典型的なアメリカ人の10倍以上にあたる――を考慮すべきだろう。 IOCの統計によると、スペインでは一人当たりの年間消費量が9.5リットルで横ばいとなっており、ギリシャ人は経済危機にもかかわらず、依然として平均14.9リットルのオリーブオイルを料理にたっぷり使っている。
米国では、過去25年間で平均消費量がわずか0.4リットルから0.8リットルへと倍増した(同期間中のマーガリンの使用量は、1人当たり3リットル以上に相当する分減少した)。 しかし、IOCが勝利の余韻に浸る前に、同期間中に食用油全体の消費量が2倍以上に増加した事実を考慮すべきだろう。オリーブオイルの健康効果に関するデータが絶え間なく発表されているにもかかわらず、世界最大の市場において、その地位をかろうじて維持しているに過ぎないようだ。
一方、IOCの報告によると、2月末時点でイタリア産オリーブオイルの価格は1kgあたり6.03ユーロ(1リットルあたり約5.98ドル)に達した。これは不作
によるものであり、小売店での購買判断にさらなる圧力をかけることになるだろう。