価格高騰で、今年のスペイン産オリーブオイルは半減、ギリシャ産は2倍に
国際オリーブ評議会の最新の推計によると、今シーズン、スペインの生産量は半減する一方、ギリシャの生産量は倍増する見通しだ。

国際オリーブ評議会(IOC)
の最新ニュースレターによると、2013-14年の収穫年度における世界のオリーブオイル生産量は316万4000トンで、前年比32%増となった。 世界生産量の57%を占めるスペインは過去最高の生産量を記録し、生産量をほぼ倍増させたことで、他の生産国、特に収穫量が半減以上して13万5,000トンにとどまったギリシャの落ち込みを補った。
しかし今年、北半球の収穫シーズンが始まる中、 IOCは世界の生産量が256万トンに後退すると予測している。スペインの生産量は昨年の記録的な量のわずか半分にとどまる一方、ギリシャは惨憺たる
年からの回復を見せ、生産量を2倍以上の30万トンに増やす見込みだ。
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期の全容
前シーズンは世界の生産量が消費量を17万トン上回ったが、IOCによると今年は状況が異なり、需要が供給を上回ると予測されている。これがオリーブオイルの生産者価格上昇の要因となっている可能性がある。 イタリア産オリーブオイルの価格は昨年比37%高となり、先月末には4ユーロの大台を突破して1kgあたり4.10ユーロに達した。
実際、国際通貨基金(IMF)が発表した8月の最新統計によると、エクストラバージンオリーブオイルのタンカー渡し平均価格(1kgあたり4.14ドル)は、2008年7月以来の最高水準に達した。
IOCの報告によると、米国、カナダ、オーストラリア、日本における輸入量は、出だしは鈍かったものの、6月までの生産年度において回復し、増加に転じた。
関連情報:IOC 2014年9月ニュースレター